8/3ワークショップ1レポート 「持続可能な身体」

 こんにちは!ロルファーの吉田哲正です。先日行ったワークショップの様子を報告したいと思います。

 

 

いい天気でした!

ずっと暑い日が続いていましたが、この日は思いのほか過ごしやすかったです。会場の窓から外を見るとこんな風景が広がってました。展望がよく遠くまでよく見えます。遠くに見えるのは目黒でしょうか、中目黒でしょうか。

 

 

さて、今回のワークショップテーマは「持続可能な身体」。そもそもコローレは社会性あるテーマの実験ユニットであるので、社会テーマとして「都市と身体」というちょっと難しげな大きなテーマを出していました。その為、クリエイター向けの企画としては、立ち上げた当初から定期的に取りあえげていきたいテーマでもありました。

クリエイティブワークに携わる人たちにとっては、制作ごとの集中作業が断続的に起こり、その為クリエイティブワークを続けていける、楽で自由な身体を持続していく身体は不可欠なものだと実感していたからです。

 

クリエイターさんは、通常クリエイティブに対する想いやイメージが強いので、なかなか身体に目を向けたり、意識する機会も多くありません。発想力の豊かなクリエイターさん達にロルフィングの技法やリリースを紹介し、身体という視点を取り入れてもらいたい。そしてその傍ら、ロルフィングを新しい視点から見たり、楽しんでもらおう、表現したりして貰おうと。そんな遊び心もあり始めたのがこのクリエイター企画でした。他の企画も秋以降実施する計画ではありますが、引き続きクリエイター向け企画は続けていきたいと思っています。宜しくお願い致します。

  

前置きが長くなりました。

 

 

ワークショップの方は、クリエイターさん達との、自分の制作の話や、作品、また日々の身体との付き合い方、など冗談のような雑談のような真剣なような話から始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は身体に対する着眼点として、ロルフィングでいう「イールディング」のワークを紹介しました。

イールディングは、委ねていくこと。投げやりにだらーっと委ねるのでなく、意識して積極的に委ねていくこと。

意識を傾けたり、また頭が捉えている意図や意味から外れて今の感覚で感じ直していくと、身体と感覚はどういう風に変化するか?そんな感じです。

 

これをクリエイターさんたちが普段酷使しがちな身体の部位でもある、「目」「手」そして「背骨から全身」という3つの切り口で感じて貰いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがはクリエイターさん、ソロワークでも、ペアワークでも、体感、理解力とも素晴らしい。次々と自分の言葉で形にしてくれます。

 

 

 

ペアワークも体験してもらいました。自分のワークでの変化の大きさに驚かれていました。

 

 

 

 

 

 

 

当日の参加者のお一人のライターさんから感想を頂いていますのでご紹介します。

 

 

 

ライターという仕事は、とにかく目と肩に負担がかかります。今回のワークショップでは、ひとりでできるワークが特に役立ちました。それは、ライターに限らずクリエイターならば大半の人が酷使する目と手に関するワークだったからです。どちらのワークにも特別な機材は必要なく、家庭や事務所において、短時間で実行できるものでした。

実際にワークをやってみて、確かに感じ方が変わります。固まってしまった部分を緩めることで視界や身体の軽さが変わるのは、不思議な感覚でもありました。ワークショップという場の雰囲気で「変わった気がする」と思っただけでないことは確かです。講習後数日してから仕事場で同じことをやってみたのですが、当日と同様に効果がありました。

ロルファーさんの教え方が上手だったことと、ロルフィングという技術がしっかりした理論のうえに成り立っていることを実感しています。

 

窓の外の風景も、鮮やかに、そして大きく映ってました。

でも写真では同じでしょうかね(^^)

 

 

参加者のセンセーションも多く、良いワークショップでした。次回は秋に予定しています。

 

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